車いすに乗って、よい雨の日を。

車いすをご利用の当事者が、簡単に着脱できて、移動と持ち運びもしやすく、装いとして楽しめるレインウェアを開発します。

このレインウェアの原型は、車いすをご利用の当事者と担当の医療職からのご要望を受けて、服飾講師であるケアウィル代表・笈沼の母の手で9か月間かけて作られたものです。

  • 当事者・医療職・笈沼親子が協働

ただ、それはあくまで一名の車いす利用者のためのオーダーメイド。広く世に流通できる製品としては、デザインと機能をさらに磨き上げる必要がありました

また、そのためには、デザイナーへの業務委託、福祉製品としての品質検査、工場用のサンプル製作、意匠権・特許権の取得等の投資が必要でした。

  • 当事者にオーダーメイドされたレインウェア(原型)

そんな時、嬉しいニュースが舞い込みます。この車いす用レインウェアの製品化が、2023年7月、川崎市の『公募型福祉製品等開発委託事業』に選ばれたのです。

さらに、完成した車いす用レインウェアは来年7月、市政100周年を迎える川崎市のフラグシップとなる福祉製品に。『地域×ものづくり』を大切にする僕らにとってこんなありがたい話はありません。

そこで、この車いす用レインウェアをプロジェクト化し、応援者を募ることにいたしました。ゴールはより多くの車いすをご利用の当事者の方々のニーズと、工場での量産の要件を満たすための車いす用レインウェアの最終化です。

また、多職種連携でそれを実現します。

多様な意見をうかがうために、全国の車いすをご利用の当事者や医療・介護職、病院・施設、学会、川崎市と市内のメーカーと協働します。

  • 川崎市、学会、医療・介護職、川崎市内メーカーと連携

プロジェクト期間は6か月(2023年9月~2024年2月)で、必要資金は総額約150万円です。皆さまどうか応援をよろしくお願いいたします。

  • 以下、プロジェクトの詳細です

製品コンセプト

車いす用レインウェアの原型のオーダーメイドを進める中で、車いすをご利用の当事者の皆さんから聞こえてきたのはこんな悩みでした。

  • かぶり式は一人で着られない
  • 長く着ていると蒸れて、熱い
  • びしょびしょでお店に入れない
  • おしゃれじゃない

    • 皆さんが良く使われているかぶり式レインウェア

    そんな悩みを解消するために以下のコンセプトのレインウェアを開発します(企画書より抜粋)

    1. 単に雨風から身を守る道具としてだけでなく、また、介助者目線だけではなく、当事者の生活自立と外出と他者との交流を支援する福祉製品としてレインウェア をリデザインする。
    2. 当事者が独力で着ることができる、着やすく、着ていて快適な機能と、着て人と会いたくなるデザインを実現する。
    3. 同時に、更衣全介助の当事者にも応えるため療法士や介護職の意見をもとに着せ易さも追及する。

    主な想定機能は以下です。

    1. 車いすに座った状態でも、 ひとりで簡単に、着脱ができるよう、膝かけと上衣が分離している。
    2. つかむ、留める/外す、整える、といった一連の動作が円滑に、感覚的に、短時間でできるよう、ボタン 、ファスナー等の付属品は最小限に止められている
    3. 乾かした後に、コンパクトに折りたたみ、収納、持ち運べるポータビリティ...など

    • 実際は、18個の機能を想定しています。知的財産権があるためここまでの開示となりますことをご容赦下さい。

    スケジュール

  • 期間: 2023年9月1日〜2024年2月28日
  • 進捗報告
    • 中間報告: 2022年12月初旬
    • 完了報告: 2023年2月下旬

      ※上記以外にも適宜、メールと自社ブログにてご報告します

  • 実行計画
    • 9月~10月中旬: オープンヒアリング(A)
    • 10月中旬~11月中旬: クローズドヒアリング、機能・デザイン開発、試作、品質検査
    • ~12月初旬: 知財出願
    • 12月初旬~’23年1月末: オープンヒアリング(B)
  • 製品の発送
    • 応援者へ: 2023年4月中
    • 一般のご注文者へ: 2023年5月中
  • 応援金の使い道

    プロジェクト支出: 計 1,498,200円

  • 資材費(試作品と他社製品の仕入): 17.3万円
  • デザイン委託料: 49.5万円
  • 特許権・意匠権出願料と手数料: 36.3万円
  • 品質検査委託料: 33万円
  • パンフ印刷製本費(デザイン料含む): 11万円
  • 配送料(試作品の往復送料): 2.64万円
  • ※応援者の皆様にはこれらの支出明細(振込明細、領収書等)を開示します。
    ※川崎市『公募型福祉製品等開発委託事業』の補助率は100%です。

    応援金と補助金は、プロジェクト支出とレインウェアの仕入と広告宣伝の費用に利用されます。

    • '23年9月1日〜'24年2月28日: 応援金が入金
    • '24年2月: 全てのプロジェクト支出を完了。レインウェアを工場へ発注
    • 3月中旬: 支出額と同額の補助金が入金
    • 4月中: レインウェアが工場から当社へ納品。先行予約ご購入者へ発送
    • 3月中旬~: 残金を広告宣伝に支出
    • 5月末: レインウェアの仕入原価を支出(納品翌月末)

    プロジェクトの応援方法

    4つの中からお選びいただけます。

      1. 製品を予約しておトクに買う
      製品をお得に先行予約できます。一般販売の1か月前(2023年4月中予定)に、販売価格から20~30%お安い値段で製品をご購入できます。 もっと見る
      2. 体験や特典のみを買う
      製品ではなく体験や特典を購入します。金額に応じて、製品紹介用のパンフや動画への御名前・御社名の掲載、全製品で使えるクーポンなどを選べます。 もっと見る

    御礼メッセージと進捗レポートをお返しします。
    寄付金受領証明書を発行します。

      3. オンラインで寄付する
      ECサイトより一口1000円から寄付ができます。 もっと見る
      4. 製品サンプルとして寄付する
      寄付金をもとに弊社が製品を『サンプル品』として購入。サンプルは全国の病院・施設に無料で貸し出されます。役割を終えた後のサンプルは中古品として病院・施設に安価に販売されます。 もっと見る


    ↓↓プロジェクトに紐づかない、応援もできます↓↓

    会社の運営全般に使わせていただきます。
    各応援の総額と総数、出費明細を開示します。

    ▼リターンあり
      5. QRコードでメンバーシップを購入する
      PayPay、LINE PayのQRコードをスマホで読み取って自由な金額でメンバーシップ権を購入できます。 もっと見る
      6. 新株予約権等を購入する
      第2回以降の新株予約権等の募集を予定しております。ご関心をお持ちの方は気軽にお問い合わせください。 もっと見る
    ▼リターンなし
      7. アマゾンで物品を寄付する
      アマゾン『欲しいものリスト』から物品を寄付できます。御礼メッセージと寄付金受領証明書をお返しします。 もっと見る
      8. 銀行口座へ直接寄付する
      当社銀行口座へご希望の金額を振り込んでいただけます。振込元の情報が特定できる場合、御礼メッセージと寄付金受領証明書をお返しします。 もっと見る

    どうか応援をよろしくお願いします

    よくある質問

    クラウドファンディングのプラットフォームを使わない理由はなぜですか?

    プラットフォームを使う場合、応援金の10~20%を手数料としてプラットフォームに支払い、また、プロジェクトの終了期日を設ける必要があります。一方、自社のウェブサイトと決済機能を使えば、手数料は3%で済みますし、プロジェクトの終了期日を設けず常に皆様からの応援を受けることができます。

    この支払は『寄付』に計上することはできますか?

    はい。上記のうち金銭もしくは物品の『寄付』と書かれている応援は寄付金に計上ができます。

    寄付の証明書はもらえますか?

    はい。寄付金受領証明書を発行し、メールでご送付します。ただし、「銀行口座へ直接寄付する」で振込元の情報が分からない場合は発行ができません。

    なぜ今このプログラムを行うのでしょうか?

    銀行からの融資を断られたためです。詳しくは >こちら をご覧ください。

    株式や社債による応援は募らないのでしょうか?

    第2回目以降の新株予約権等の募集を予定しております。ご関心をお持ちの方は以下までお問い合わせください。

    >新株予約権等について

    補助金があるのに応援金をなぜ募るのでしょうか?

    補助金は実費請求です。つまり、現金がはじめに入金されるのではなく、出費が行われた約1か月後に、その出費に補助率が積算された額が入金されます。ですので、最初は資金が必要です。また、「応援金と補助金の利用計画」に記載の通り、本プロジェクトでは、入金された補助金と同額をレインウェアの仕入と広告宣伝の費用といったプロジェクト終了後の事業の成長のために、利用させていただきます。